なぜ求人広告で『第二新卒』という文言があるのか

第二新卒という言葉が出てきたのは、就職氷河期と呼ばれていた1995年から2005年のほぼ10年の間のことです。
中でも超・就職氷河期と呼ばれた2000年からの数年間は、新卒者に企業が求人を出さない時期が続いていました。
そんな時に通常の経済状況であれば当然就職できていたポテンシャルの高い新卒者を採用しようとする動きが出てきました。
第二新卒の定義は、学校を卒業して一旦は就職したものの離職し、また就職活動をしている若い世代の求職者のことで、一般的には卒業後、3年程度までの人材のことを指します。
この中には、就職氷河期に阻まれて新卒で就職することが出来なかった人も含まれます。
そういったポテンシャルのありそうな人材を掘り起こす目的で、第二新卒という言葉が生まれ、それに向けての求人も出されるようになりました。
新卒で就職のチャンスを逃すと二度と正社員になることは出来なかった旧来の不文律は次第になくなっていきました。
これは日本の経済にとってとても良い結果をもたらしています。